祝・NEW OPEN!
- ROUME 上木原

- 2019年5月14日
- 読了時間: 4分
こんにちはー。
先日写真をあげたお花見の少し前に、福岡市美術館へ行ってきました。
長いこと改装のために閉まっていたのですが、今年の3月の末に再オープンしたところです。
大濠公園という大きな池というか湖のある公園の中にあって、ロケーションがとてもすてき。
改装前はアットホームな雰囲気の、昔ながらの美術館と言う感じがして大好きだったのですが、改装後はどんな感じになったのかなあと思って行ってきました。
逆光だと暗くてわかりにくいですね……。写真下手でごめんなさい💦💦
こんな湖のほとりにあります。

で、入ってみた感想は、「あまり……変わってないね……。」でした。
いや、1階に新しい入口や喫茶室ができてたり、エントランスに図書コーナーができてたり、床がきれいになってたり、細かいところは変わってたのですが、肝心の展示室が増えたり広くなったりしたわけではない……? という感じでした。私が気付かなかっただけかな……。
あの雰囲気が大好きだったので変わってなくて嬉しいのだけど、ちょっとこう肩透かし感が……。
そう思いつつ、リニューアル記念のコレクション展を見てきました。同時開催でインカ・シニョバレ展もやってたのですが、残念ながら時間がなかったので割愛。
福岡市美のコレクションは特別展で来館したときに欠かさず見ているので、わりとお久しぶりー、元気ー!? って感じの美術品が多かったのですが、量をまとめてみられることってあんまりないので、とっても楽しかったです。
ミロやダリ、ウォーホルの大きな作品で知られる福岡市美で、明治期の日本の洋画なども多く出ていましたが、私はあえて個人的な好みでご紹介したいと思います。
まず、東光院の仏像様たち!
1階の大きな展示室の灯りを落とし、スポットライトをあててとてもかっこよく展示してくれているので、改装前から大好きなお部屋です。
薬師如来を中央に、日光・月光菩薩が脇侍、その周囲を十二神像がとりかこむスタイル。e円形に配置されて、360度からじっくり眺められるのがいいところ!
とても穏やかな、ほっとするような表情の仏像で、平安らしい感じです。
ここは写真が撮れるのですが(フラッシュはだめ)、私の腕では綺麗にとれませんでした……くぅ。
それから、東光院仏像美術室の向かい側にある松永記念館室の茶器類もおすすめです。
仁清、長次郎、黒楽、志野茶碗に唐津焼といういかにもなラインナップですが、この中の「春駒」という唐物の茶入がとっっってもかわいいんです!
まるくて、ころんとしてて、でも上品で。幼さのないかわいらしさというのかなあ。フォルムがとてもかわいくて綺麗なのです。何度見ても好き。
つやつやの黒めいたこげ茶色で、そこにあるだけで自然と目がひきつけられてしまう、でもうるさくなくて、ふとした瞬間に思い出して「まるくてかわいかったなぁ」と微笑める感じ。
Google Art で見られますので、よかったら探してみてください。
ちなみに、同じ部屋にある「博多文琳」もぜひ。すばらしく上品な唐物茶入です。
こちらは福岡の商人が持っていたものですが、代々の権力者に愛されて譲れ譲らぬの丁々発止、その結果ようやっと黒田のお殿様が手に入れたという逸話のある茶入。春駒よりも変化のある景色、色合いで、こちらも大好きです。
そして最後に、物ではなくジャンルでおすすめ。
東南アジアの陶芸の美術品は、ぜひ見てほしいです。
特にタイのシーサッチャナーライ窯(だったと思う)の陶器。
日本とは全然ちがうのに、どこか懐かしい、ほんわりするような雰囲気が心をきゅっとさせてくれます。私はこの窯の器はここで初めて見ました。アジアに向けて開かれた、福岡らしいコレクションなんじゃないかな、と思います。
近現代アートの大作もいい(ダリとかほんと大きくて、飲み込まれそうになる)ですが、こちらもお忘れなく! と言う感じでご紹介してみました。
この福岡市美、建物自体がモダンできれいなので、その外観が損なわれたら悲しいなと思っていたのですが、その辺りはまったく変わっておらず、勝手ながらもほっとしました。大きな展示室があっちゃこっちゃと離れてるので、移動がちょっと大変なんですけど(笑)、どこの美術館もそんなところはあると思うので、お散歩がてら行ってみてください。
全体的に大きく変わった気はしませんでしたが、ライティングとか床とか、中身はとてもきれいになってた気がします。すごく見やすかったし。
あと、彫刻類がぽこぽこ置かれてるのも見応え抜群で楽しかったです。
出口を出たところから一枚。
お天気が良くて眩しかった!




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