ライオンラグの本を書いた話
- ROUME 上木原

- 2022年11月15日
- 読了時間: 2分

前回の続きっぽくなりますが、2007年に、『ライオンラグ―知られざるイラン遊牧民の手織絨毯』という本を書かせていただきました。
共著で、当時勤めていた絨毯屋さんのオーナーにお声かけいただいて第2章、第3章を手がけたのですが、今読み返すとなかなかに文章が若く、論も甘く、読み返すと「うぁ~~~;;;」という感じになります。夜中のラブレターみたいな、あるあるな感情ですね(笑)
当時、この本に載っているようなライオンラグは、王道から外れた「おかしなペルシャ絨毯」で、愛好家はもちろん、好んで集める絨毯屋さんはほとんどいなかったと記憶しています。けれど、見せてもらったそれらはとてもおもしろくて、チャーミングで、大好きになりました。
ライオンラグが大好きなひとたちと、七転八倒しながら書いた、私にとっては思い出深い本です。
本当に、本当に大変だったのですよ……撮影も大変だったし、文章の内容はもちろん、章立てやデザインに至るまで、ちょっとでもライオンラグのおもしろさ、チャーミングさ、アートとしての魅力を伝えたくて、みんなで胃を痛めながら頑張りました(笑)
この本の出版記念で、まだぴかぴかしていた東京の丸の内オアゾでイベントをできたのも思い出深いです。ライオンラグを好きな方、初めて見る方とお話しできて、濃密に楽しい時間を過ごすことができました。
この本が出てから15年、ライオンラグはずいぶんと市民権を得たように思います。この本がその契機になったとよく言われますが、嬉しいやら複雑な気持ち……でも、このとってもチャーミングな絨毯の魅力を発信できたのなら、やっぱりうれしいです。
この本がどんなインパクトを残したのかについては、また次回ということで、お楽しみに!



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